年金の分割

平成24年の離婚件数は、およそ235.400件だそうです。ちなみに婚姻件数は、およそ668.900件だそうです。

厚生年金には、年金分割制度というものがあります。
夫婦が離婚した再に、年金額を分割する制度です(実際は標準報酬の改定なのですが、簡単に考えましょう)。

年金分割には2種類あります。

①被扶養配偶者である期間についての特例
・夫婦の一方が厚生年金に加入もしくは加入していた
・もう一方が被扶養配偶者(専業主婦や専業主夫)
の場合が対象です。

対象となる期間は、
平成20年4月1日以降の婚姻していた期間で、夫婦の一方が厚生年金に加入していた期間のみです。
住所地にある年金事務所に「標準報酬改定請求」というものを提出します。

按分率は無条件に50%です。

②離婚等をした場合における特例
・夫婦の一方が厚生年金に加入もしくは加入していた(厚生年金の分割なので)
・もう一方は被扶養配偶者でも厚生年金に加入していてもOKです
簡単に言うと、年金額が少ない方に、多い方から分けるといった制度です。

婚姻していた全期間が対象です。

住所地にある年金事務所に「「年金分割のための情報提供請求書」というものを提出します(一方からの請求でもOKです)
  ↓
年金事務所が交付する情報をもとに、按分率を決定します(50%が限度です)
按分率を合意できなければ、家庭裁判所に申し立てをして決めてもらいます(一方からの申し立てでもOKです)
  ↓
按分率が決まったら、年金事務所に「標準報酬改定請求」を提出します

「標準報酬改定請求」は、①②ともに、離婚後2年以内に提出しなければなりません。

とても簡単に説明しました。添付しなければならない書類など、細かいことは年金事務所や専門家(社労士など)に相談してみてください。

離婚にいたらないのが、一番良いのですが…

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